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「復讐は恋の始まり」上杉可南子先生感想。

ロマンス

今回は上杉可南子先生の「復讐は恋の始まり」(原作:リン・グレアム)を紹介します。

個人的オススメ度:★★★★☆(4.0)

この作品で65冊目のレビューになりますが、上杉先生の本を一冊も紹介していないなんて我ながらびっくりです…。

話を戻して、あらすじはこちらです。↓

恋人のコナーを死に追いやった悪女・・・。
周囲のひどい評判に、リジーは傷ついていた。だがその真相は、義母とコナーとの不倫をかばったがためのものだった。
沈む心を抱え、友人に誘われるがままにクラブを訪れたリジー。そこで、人目を引くギリシア人男性・セバステンに声をかけられ、一夜を共にしてしまう。だが実は、彼は亡くなったコナーの兄で・・・!?

上杉可南子先生は絵柄がとてもキュートで作風も軽めで読みやすく、大好きな漫画家さんの一人です。

お話は父や生まれ来る異母弟妹のために汚名を被ることを厭わない優しいヒロインと義母の恋人の異母兄でヒロインを誤解し復讐を企み近づいたヒーローのお話です。

…が、実際にお話を読んでみると重い設定の割にドロドロの復讐劇とは程遠く、とても軽妙にお話は進みます。
ページ数が少ないせいもあるかもしれません。

最後ページ数がもう少しあればな、と個人的には思いますが、読みやすい作品だと思います。

上杉先生のお話はコメディタッチで読後感のいいお話が多いので、また機会を見て別の作品も紹介したいです。

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