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「一夜だけの身代わり」小林博美先生感想。

ロマンス

今回は 小林博美先生の「一夜だけの身代わり」(原作:サンドラ・マートン)を紹介します。
小林博美先生はこのブログでもいくつも作品を紹介している大好きな先生です。
個人的オススメ度:★★★★☆(4.0)

あらすじはこちらです。↓↓

奨学金でロシア語を学んでいる苦学生のキャロラインは、大学の同級生のダニーから急な通訳の代理を頼まれる。
それはビジネスディナーに恋人のふりをして同席し、通訳をするという怪しい内容だったが、生活費もままならないキャロラインは承諾することに…。
しかし不安をよそに、待ち合わせ場所に現れた依頼主のルーカスは息をのむほどのハンサムで魅力的な紳士だった。
仕事を完璧にやり遂げたキャロラインが翌日、目を覚ましたのはルーカスのベッドの上で――!?

しょっぱなからネタバレですが、このあらすじ。
酔っ払ってことをいたしてしまったかのような印象なのですが、実際はお互い惹かれ合ってという展開です。
お酒の勢いでという軽いノリもお話としてならわたしはアリ派なんですが、苦手な人もいるかもなので書き添えておきます。

小林博美先生の作品は何作か紹介しています(紹介作品リストはこちらです)。
いつも絵が綺麗で安心して読めますね。
今回の作品の絵もとても綺麗で見ているだけで癒やされました。

お話としては、純真なヒロインは同級生からの頼まれごとという形で傲慢ヒーローの仕事の手伝いをすることになったのですが、頼んだ仕事の性質やその経緯からヒーローがヒロインを誤解するというもの。
まあハーレにありがちな傲慢ヒーローが誤解するパターンのやつです。

ヒロインは貧しいながら弱いものを放っておけない優しい女性で、頼まれた仕事が少し怪しいと思いながらも報酬の大きさに引き受けたわけですね。
愛人として同席することに毅然としてNOというあたり、優しいだけじゃなく芯の強さも持ち合わせている素敵なヒロインです。
ヒロインとヒーローは境遇が少し似ているところがあり、ヒロインのことを誤解しながらもヒーローはヒロインに惹かれていくんですけど。

ヒーローは誤解は抱きながらも傲慢度は低めで、辛い思いをしてる割にスレてない感じがよかったです。
別荘のプールをヒロインが喜んでいるのを見て嬉しそうなヒーローとか個人的にツボでした。
悲惨な境遇をバネに成功して築いた別荘に連れてきた女性に喜んでくれるのが嬉しいと思うヒーローが可愛いなと思いました。

あと、嫌われるキャラかもですが、出会いのきっかけになったヒロインのゼミの仲間とかサバサバしててわたしは嫌いじゃないです。
読んでいてイライラするほどの悪役も出て来ず、ストレスなく読むことができました。
評価は4.0です。

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