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「ボスは独身」浦川まさる先生感想。

ロマンス

今回は浦川まさる先生の「ボスは独身」(原作:パメラ・イングラム)を紹介します。

オススメ度:★★★☆☆(3.0)

あらすじはこちらです。↓

マダリンはシングルマザーで失業中。仕事を求めて面接に訪れると、社長のフィリップが現れた。社長自ら面接なんて! 玉砕覚悟で臨んだものの、マダリンの経歴を見た彼は、秘書として採用してくれた。フィリップは王子様のような顔をしておきながら、仕事となると鬼となる。けれど、幼い娘のために懸命に働くマダリンを何かと気づかってもくれる。ゴージャスな外見だけでなく、彼のやさしさにマダリンの心は揺り動かされた。彼が自分を雇った真意も知らずに…。

浦川まさる先生は80年代に「りぼん」で「いるかちゃんヨロシク」という漫画を描かれていた漫画家さんです。

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元々はお姉さんの浦川佳弥先生の「ハートの国のジュリエット」という漫画が好きで、後から浦川まさる先生を知りました。
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知っている先生をハーレで見つけるとつい読んでしまうのですが、懐かしさ以上の面白さを感じられるかはそれぞれだったりします。

浦川まさる先生はコメディタッチのお話を描かれる印象が強かったのですが、このお話はふつうのラブロマンスです。
ハーレらしいと言えばそれまでですが、先生の個性があまり出ていないように思いました。

奥付によると1999年の作品ですが、この1冊以降ハーレでは描かれていないので、先生としても楽しく描けなかったのかもしれないと思います。
※最近「誘惑は蜜の味」という作品を発表されました。

お話としても、シングルマザーとして子どもを育てつつ働きながらも、どこか白馬の王子様を待っているヒロイン。
そのフワフワした弱さに全く共感できませんでした。

ネタバレですが、ヒロイン母と伯母がヒーローとの仲を誤解して浮かれるところに
『王子様が迎えに来るなんてあり得ない。
ママがわたしにつめこんだくだらないお伽話を忘れようとしているのに』
とヒロインが2人に言い放つシーンがあり、正直に言って八つ当たりにしか見えずヒロインの印象ダダ下がりでした。

ハーレはヒーローが素敵なことはもちろん大事ですが、ヒロインに感情移入できることも大事だと思います。

そういう観点から見ると、わたしにはこのヒロインは無理、と思ってしまいました。
わたしが独立心旺盛な女性が好きだからなんでしょうけど。

というわけで、お話としては綺麗にまとまっていると思います。
恋愛的要素が強めで、話の展開もスムーズに読めるお話でしたが、個人的に好きな展開ではなかったので評価は3.0と辛めです。
オフィスラブやシングルマザーのお話がお好きな方は読んでみられてもいいかもしれません。

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