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「魅入られた美女」たまいまきこ先生感想。

ロマンス

今回はたまいまきこ先生の「魅入られた美女」(原作:サラ・モーガン)を紹介します。

個人的オススメ度:★★★★★(4.5)

たまいまさこ先生の漫画は今回初めて読みました。
表紙の絵が綺麗だからと表紙買いでしたが、読んでよかったなと思うお話でした。

あらすじはこちらです。↓

コーヒーチェーン店を経営するグレースは、すべてを失いかけていた。大富豪ラファエルが、店への投資をやめるというのだ。そうなったら大勢の従業員が路頭に迷ってしまう…。グレースはやっとのことで面談の約束を取りつけ、ジャングルにある彼の屋敷を訪ねた。ところがラファエルは冷酷な態度でまともに話も聞いてくれない。「今日は泊まっていくといい」という彼の誘いに、説得のチャンスだとグレースは喜んで飛びついた。それが危険な罠だとは気づかずに…。

大富豪という単語を見るとすぐに傲慢ヒーローのイメージが湧いてきますよね。
ただ、このお話のヒーローは強引なところはありながらも、とても魅力的な男性です。

ネタバレになりますが、ヒロインはとても純粋で真面目な女性ですが、失語症に苦しんできました。
父に疎まれ周囲にバカにされながらも理念を持って立ち上げたコーヒーチェーン店。
その経理を父に任せていたところ、父に不正を働かれていたのです。

ヒーローはその事実を知らずヒロインを不実な女性だと誤解していましたが、それでもお互いに惹かれあうようになります。
誤解が解けてからは、ヒーローは失語症による数字の見方を教えたり、父の問題解決に協力するなど、二人で問題を解決する方向へ向かっていきます。

問題を抱えるヒロインをただ助けるのではなく、ヒロイン自身がその問題を解決できるよう手助けするという姿勢がすばらしいですね。
それもヒロインが自分で道を切り開こうと努力してきた女性だからこそだとも思います。

ヒーローは母に捨てられた過去から女性不信女性に対して辛辣でありながら、恩人であり家族同然の存在の人たちのことはとても大事にしている情が深い人でもあり。
髪の長い男性は好みではないのですが、それ以外欠点が見当たらない素敵なヒーローでした。

それにつけても、ハーレには失語症のヒロインがよく出てきます。
欧米人に多い病気なんでしょうかね。
ハーレの失語症ヒロインはみな健気で、応援したい気持ちになります。

評価は4.5。
絵がとても綺麗でストーリー展開も華やか。
とても素敵なお話でした。
ぜひぜひご一読をオススメします。

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