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「傷心のモナコ」斗田めぐみ先生感想。

ロマンス

今回は斗田めぐみ先生の「傷心のモナコ」(原作:シャンテル・ショー)を紹介します。

個人的オススメ度:★★★☆☆(3.0)

桁外れの億万長者、契約結婚などなど、ハーレでは日本の女性向け恋愛漫画にはあり得ない設定があります。
このお話もある意味そういうジャンルに入るのかなと思います。
ハーレにはこの手のお話が一定数あるので取り上げてみました。

あらすじはこちらです。↓

「急いで支度をするんだ。これからモナコへ向かう。」事故にあい、病院で治療を受けていたフレイアの前に突然現れたのは彼女がかつて愛した男、ザック。ふたりは2年前互いに惹かれ結ばれたが、彼女が身ごもるとザックは浮気をしていると疑いつき放したのだ。彼からの酷い仕打ちにフレイアは憎しみを抱いていた…なのにどうして心が揺れるの!? しかも彼の目的はフレイアの幼い娘、エイミーのDNA鑑定だった。何度でも言うわ。エイミーはあなたの子供なのよ!

プレイボーイヒーローの子どもを身ごもり捨てられてもなお子どもを育てながらヒーローを忘れられないヒロインのお話。
ハーレではけっこうあります。
正直、無責任すぎるヒーローに腹が立って好きではないジャンルです。

ヒーローが不妊と診断されたり、遺伝的な理由で不妊手術をしていたり。
ヒーローにも自分の子かどうか疑うに足る理由があることがほとんどなのですが。
それにしたって誤診や手術失敗が多すぎるし、一途なヒロインに妊娠を告げられても自分の子どもではないと疑わないところも安直

また、遺伝的理由で不妊手術をしている場合、その病気について病名を記載するなど説得力がほしいところですが、ほとんどの場合はそこはあいまい。

ネタバレになりますが、このお話も不治の小児病の遺伝子を持っている確率が50%という理由でヒーローは不妊手術をしているわけですが。
病名は何? そんなお話に都合のいい病気ってある? と思ってしまいます。

ただ、このお話ではヒーローは思春期に双子の妹たちを亡くしています
苦しみが少ない描写ながらも伝わってきて、ヒーローの母も悲しんだであろうことに思いをはせる余地がありました。
そこが評価できるポイントかなと思います。

最終的にヒーローが病気の遺伝子を持っていないことがわかります。
よかったねと思いつつも説得力がないからか、ご都合主義感は否めず
やっぱり病気についての記載がもうちょっとほしいかな、と思います。

斗田先生の絵はすっきり読みやすいし、子どもの描写がかわいいのが好きなポイントだったりします。

評価は3.0。
今回はわたしの苦手なタイプのお話なので評価辛めですが、機会があればほのぼの系のお話を紹介できればいいなと思います。

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