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「最愛の敵」一重夕子先生感想。

ロマンス

今回は一重夕子先生の「最愛の敵」(原作:ヴァレリー・パーヴ)を紹介します。

個人的オススメ度:★★★☆☆(3.0)

一重先生は「ベネチアの夜に包まれて」を紹介したことがありますが、 絵柄が好きでチェックしてしまいます。

あらすじはこちらです↓

テリーゼは記者に紛れ、ある男が現れるのを待っていた。ライアン・ウェストモア。大物実業家であり、亡くなった妹の夫だ。妹はひどい夫に苦しめられていると助けを求めていた。死の責任は彼にあると確信し、復讐を決意。彼の弱みを握るため、教育係として働くことにした。けれど、妹が遺した子供たちに向ける彼の瞳は暖か。妻を死に追いやる男にはとても見えず、やさしい魅力にあふれていた。いけない! 憎むべき敵で、何より妹の夫…なのに私、彼に惹かれてるわ。

一重先生は絵がとても可愛くて好きですが、お話がイマイチなときもあるんですよね。
今回のお話もちょっと残念なクチでした。
まあハーレは原作ありの漫画ですから、アレンジしようがないほど原作がひどい可能性もあり、一概とは言えませんが…。

ヒーローは子どもたち思いで優しいですし、妻であるヒロインの妹に先立たれても双子の娘達を試行錯誤しなから育てている健気な父親だと思います。

ヒロインは真面目で子ども達思いですが思い込みが激しいんですよね。
ヒーローを敵だと思いこんで会いに行ったりヒーローの幼馴染を恋人だと勘違いしたり。

お話自体も今一つ盛り上がりに欠けます。
ネタバレですが指摘すると、途中から出てくるヒーローの幼馴染が中途半端に意地悪。
ヒロインの義母(ヒロイン妹の実母)も登場しますが、山場というほどでもなく。
そもそもばったりヒロイン達と偶然会うって、世界どれだけ狭いんだって話ですしね。

恋愛とヒロインの復讐心との板挟みとか、面白い要素がたくさんあるのにもうちょっとうまく描写してあるといいのになと残念に思いました。
話の展開は描写が弱いせいか盛り上がりに欠ける印象ですね。

元々好きで新作チェックする漫画家さんで、ハズレでも仕方ないと割り切りがわたし個人の感想としてあります。
ただ、絵は綺麗ですし、ドラマチックすぎない分ある意味読んでいて疲れないと言えるかもしれません。
気になった方はとりあえず立ち読みしてみることをオススメします。

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