今日は浦川まさる先生の「誘惑は蜜の味」（原作：ダイアナ・ハミルトン）を紹介します。
オススメ度：★★★★☆（３．５）
浦川先生のハーレクイン作品を読むのは「ボスは独身」に続き2作目です。
新作の中に先生の名前を見つけてすぐ買っちゃいました。
あらすじはこちらです。↓
チェルシーは上司に関係を迫られ困っていた。解決策が見つからないまま、上司と取引き先の宝石商＜ライダー・ジェム＞のパーティーに出席した彼女だが、会場で偶然同じアパートの住人クインを見かけたとき、妙案を思いつく。プレイボーイだと噂の彼に今だけ婚約者のふりをしてもらおう！ ところがクインは大げさに演じ、偽りの婚約を大々的に発表する。翌日、ふたりの婚約記事が新聞に掲載されチェルシーは仰天した。クインは＜ライダー・ジェム＞の会長だったのだ！
元々コメディタッチの漫画を描かれていた浦川先生なので、このお話もとてもテンポよく読みやすかったです。
ただ、ハーレクインにしては時々入る擬態語（ニヤニヤとか）がちょっと興ざめかな、というところはありましたね。
絵も綺麗ですが、笑顔とか口角上げすぎでコメディ色がちょっと強いかなと。
ヒーローもヒロインも年齢より若く見えてしまうので、全体的にお話に説得力がない感じはありますね。
ただ、ハーレクインだから気になるだけで、少女漫画のレーベルでの表現なら別に全然ありなんですけどね。
あくまで個人的な感覚としてです。
さらっととても読みやすく読後感も悪くないお話だったので、お話としては星は３．５くらいですかね。
ただ、ハーレらしさを重視する方にはなじめないかもしれません。
最初に無料立ち読み部分で内容を確認してみるといいですよ。
あと、Amazon版とebookjapan版ではアナザー・ストーリー4Ｐを収録した特典付きバージョンも発売されたみたいです（楽天kobo版には特典付きバージョンはありません）。
＋５４円で特典だけ買うことができないので、立ち読みで気に入った方は最初から特典付きバージョンの購入をオススメします。
応援クリックお願いします☆
にほんブログ村
