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「ギリシアの光と影1  情熱と絶望のはざまで」麻生歩先生感想。

ロマンス

今回紹介するのは、麻生歩先生「ギリシアの光と影1 情熱と絶望のはざまで」(原作:シャロン・ケンドリック)です。

個人的オススメ度:★★★★☆(3.5)

麻生先生はわたしが中学生くらいのときに「おまじないコミック」という雑誌で漫画描いてらしたんですよね。
そのころは興味のある漫画家さんではなかったのですが、ここまでハマるとは…。

ではあらすじです。↓

レベッカは富裕層向けの航空会社に勤める客室乗務員。顧客はハリウッドスターや王族や大富豪ばかりで、顧客との恋愛は厳しく禁止されている。規則を守って働いていたレベッカだけれど、ある日搭乗した世界的建築家アレクサンドロスの圧倒的魅力と情熱に負け、一夜をともにしてしまう。秘密の逢瀬を楽しみながらも、レベッカは別れの予感に怯えていた。彼は仕事で訪れる街ごとに恋人がいるという噂のプレイボーイ。ひたすら彼の連絡を心待ちにする日々はいつまで続くの?

お金持ち傲慢ヒーローと健気ヒロインのお話。
傲慢ヒーローと健気なヒロインというのは麻生先生の鉄板の設定
正直似たようなお話が多いのに、立ち読みすると続きを買ってしまいます。

上にも書いたようにけっこう前から麻生先生のことは知っていました。
ただ、ちょっと講談社系? のベタな絵柄の少女漫画を描く漫画家さんという認識しかありませんでした。
絵柄が好きじゃないので食わず嫌いで読みもせず。

でも、ハーレで再会した麻生先生にどハマりしてしまいました。
キラキラした画面がハーレにマッチしているせいですかね。
肉感的で唇ぽってりの無垢なヒロインと逆三角形の体の俺様ヒーロー。
絵柄は正直さらに好きではなくなったですが、その非日常感がいいのかもしれません。

このお話は、最初はヒーローの傲慢さに振り回されているヒロインですが、どんどんたくましくなっていきますね。
ネタバレになりますが、気持ちが残りつつも捨てられる前に自分から別れを選び授かった子どもたちを自分で育てようとするところとか。

億万長者ヒーローと健気ヒロインのお話はハーレでは多いですが、当たり前に囲われてしまうヒロインも多いんですね。
その点このヒロインは好感が持てます。
ちゃんと自分のプライドをいい意味で守ろうとしているところが。

そういう凛とした姿勢がヒーローの心をほぐしていったんでしょうね。
赤ちゃんが病気になり2人で夜を徹して看病とか育児あるあるですよね。
そういう時間を共に過ごしたことで、ヒロインも自分の心に素直になれたのかなと思います。

と言いつつ、もっと好きなお話もあるので評価は3.5で。
傲慢ヒーローと健気ヒロインがお好きな方にはおすすめです。

また、このお話は「ギリシアの光と影」という双子兄弟シリーズの1作目。
興味が湧かれたらぜひお兄さんのお話も読んでみてください。

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【シリーズ作】
「ギリシアの光と影2 華やかな情事」

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