今回は青海信濃先生の「天使と出会った夜に」（原作：マギー・コックス）を紹介します。
個人的オススメ度：★★★★☆（３．５）
元々わたしは絵が綺麗な漫画が好きですが、ハーレは絵がひどいと読む気になりません。
このお話は表紙の絵に惹かれて読み始めたお話です。
あらすじはこちらです。↓
情熱を交わしているときでも彼は孤独に見えた――ホテルのバーで働くアナは、ある宿泊客に惹かれた。どこか悲しげな男性だった。「話し相手が必要なら…」アナは申し出に、ダンと名乗った彼は自分のスイートルームに誘った。求める気持ちが後押しして、彼の部屋を訪れたアナは情熱に身をまかせた。「一夜の戯れ」だとしても、後悔はなかった。その夜、アナは天使を授かったのだから。だが５年後、ホテルの副支配人を務めるアナの前に、投資家としてダンが現れ……。
表紙の印象通り、とても絵が綺麗で、その点は安心して読めるお話でしたね。
ただ、冒頭からベッドシーンだったので目のやり場に困りました（心の準備が…）。
あ、別にセクシャルな描写に嫌悪感はないですが、癒しだとは感じないのでハーレに求めていないという話です
（レビューの採点基準についてをご参照ください）。
恋が芽生えて恋愛が成就する過程は癒しですが。
お話では情熱的な一夜でヒロインが娘を授かるも、ヒーローに連絡を取ろうとすれば悪い噂ばかり。
シングルマザーとなることを選んで５年、ヒロインの元にヒーローが現れて…という、まあハーレではよくある話だったりします。
ただ、この娘が可愛いんですよ。
子どもらしさと女の子のおしゃまな感じがとっても愛らしく描かれています。
正直、ヒロインもヒーローもありきたりでキャラクターに魅力が感じられず。
ヒーローの途中の嫉妬からくる傲慢さにはちょっとうんざりで（すぐ改心しますが）。
お話も盛り上がりに欠けるし、ラストももう少し華やかにすればいいのに、とか思ったのですが。
ヒロインたちの娘の可愛さでこれもありかな、とか思ってしまいました。
ラブストーリーとしてはイマイチかもですが、綺麗な絵やおしゃまで可愛い女の子が好きな方は読む価値アリのお話だと思います。
絵の綺麗さもあって評価は３．５とちょっと甘めです。
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