今回はさちみりほ先生の「華やかな疑惑」(原作:キャロル・モーティマー)を紹介します。
個人的オススメ度:★★★★★(5.0)
あらすじはこちらです。↓↓
お天気キャスターからトーク番組の司会者に大抜擢されたアビーは、意欲に燃えてハンサムな伝説の司会者マックス・ハーディングに出演を依頼すべく、彼のアパートメントに押しかけた。
かつて一世を風靡したマックスだが、2年前のスキャンダラスな事件をきっかけにTVの前から姿を消している。
もし彼のような大物ゲストを番組に呼ぶことができたら大変な話題をさらうに違いない。
だが彼は「そんな頭の悪そうな番組などお断りだ」と話も聞かずに彼女を追い出して!?
このブログではさちみ先生のお話を何度も紹介しています。
(こちらをご参照ください)。
実はこのブログは先日100記事目を更新したのですが、100記事目はさちみりほ先生の作品にしようと思っていたのに忘れてました…(うっかり者)。
10年近く前の作品なんですが、好きな作品なので取り上げてみました。
さちみ先生の漫画はだいたいヘタレ気味のヒーローと健気のヒロインというパターンが多いのですが。
今回のヒーローはなかなか男気のある、男っぽい感じのヒーロー。
ヒーローには別に大事にしている女性がおり、ヒロインがやきもきするお話です。
今回のヒロインは可愛らしい、ちょっと幼い感じのする女の子ですが、ジャーナリストの道を目指しコネに頼らないで頑張ろうとする姿勢に好感が持てました。
また、ヒーローの心配しているだろうとライバル(?)の女性のところにわざわざ知らせに行く優しさも素敵だなと思います。
ネタバレになりますが、このお話はラブロマンスから意外な展開を見せていきます。
ライバルだと思っていた女性はヒーローの罪悪感から庇われていただけで、その事情は女性なら同情に足るものでした。
最終的にはハーレならではの彼女を含めてオールハッピーエンド。
安定感のあるストーリー展開で、相変わらず安心して読めました。
さちみ先生はちょっと前の作品でも最近の作品でもほとんど絵が変わらないのも安心感がありますね。
評価も安定の5.0です。
ぜひ読んでみてくださいね。
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