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「すれ違いのクリスマス」瑚白ゆう先生感想。

ピュアロマンス

今回は、瑚白ゆう先生の「すれ違いのクリスマス」(原作:アン・マリー・ウィンストン)を紹介します。

個人的オススメ度:★★★★☆(4.0)

この話はアンバー・コートの住人四部作の最終作です。
シリーズものの最終作が好きなので、この作品も取り上げてしまいます。

あらすじはこちらです。↓

孤児として育ったシルヴィは、勤め先の仲間を家族のように大切に思っている。でも、その会社を滅茶苦茶にしようとする悪魔が現れた! 冷酷と噂の筆頭株主マーカスだ。会社を買収されたとは言え、独裁は許さないと抗議に向かったシルヴィは、まさしく彼は悪魔だと確信した。女性の心を一瞬で奪う美しさを備えた彼に無遠慮に見つめられただけで、身動きがとれなくなってしまったのだから。なんて傲慢なの? でも私に、彼の魅力に抗うことができるのかしら?

この話はシリーズ最終作ということで。
4人の住むアパートの貸主の正体の判明や4人の勤める会社の買収話の決着などお話の総まとめ的なお話でしたね。

瑚白ゆう先生は可愛い絵柄が好きで、新作チェックする先生の一人。
このシリーズは何年も終わらないなと気になっていたので、最終話が出て飛びついてしまいました。

お話の内容としては、まあハーレではけっこうよくある復讐が絡んだお話です。
最終的に愛ゆえに敵対的な形ではなく平和的な形での決着でよかったと思います。

復讐を果たした後でキャラが改心してやり直す話よりは、途中で思いとどまってくれた方が読んでいて気持ちがいいですね。

最終話のいいところはシリーズ物のキャラがちょこちょこ出てくるところですね。
他の3人のその後のお話や貸主ローズの過去のお話、会社の買収話など、いろいろ解決を見てよかったと思います。

シリーズ最終回を無事迎えたこともあり評価は4.0です。
この話を読んで面白かった方は他のお話もぜひ読んでいただきたいです。

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「とまどいの週末」

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