今回は檀からん先生の「恋するアリス」（原作：ダイアナ・パーマー）を紹介します。
個人的オススメ度：★★★★☆（４．０）
ヒロインがキャリアウーマンのお話はあれど、このヒロインのように特殊なお仕事だとそれだけでお話を読みたくなっちゃいますね。
あらすじはこちらです。↓
法医学調査員であるアリスは、仕事先でハーリーという名のカウボーイと最悪の出会いをはたした。金物店の入り口でぶつかり大ゲンカをしてしまったのだ。怒りにまかせ「あなたが花婿ショップで売出し中でも買わないわ」と、きつい言葉を言い放ってしまったアリス。しかし翌日、彼への印象は180度変化する。若者にからまれていたところを彼によって救われ、その勇敢さとやさしさに一瞬にして心奪われたからだ。そしてアリスは心のままに彼に自ら結婚を迫った――!!
まさに漫画に出てくるような職業ですよね、法医学調査員。
サスペンスドラマでは大活躍でも、実生活は大変だろうなと思い尊敬してしまいます。
普段知り合うことのない職業をしている人ってそれだけでミステリアスで興味がわいてしまい即購入だったのですが、お話としてもとても面白かったです。
法医学調査員としての華々しいキャリアを持つヒロイン。
なのに男性経験がほとんどないというギャップ。
それなのにヒーローに惹かれたら押せ押せでそのギャップも可愛いなあと思います。
対するヒーローはヒロインの積極性にタジタジ。
でも彼女の魅力を知るにつれどんどん彼女に惹かれていきます。
お話としてもヒロインの扱う事件の真相に迫るサスペンス的要素もあり、一気に読み切ってしまいました。
事件も解決したしすっきりとした読後感で、また読みたくなるお話です。
評価は４．０。
ヒロインのキャラクターがぶっ飛んでるので気になる方はいるかもしれませんが、
檀先生の絵も綺麗で読みやすいお話なので、ぜひ読んでみていただきたいと思います。
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