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「熱いバレンタイン」さちみりほ先生感想。

ピュアロマンス

今回はさちみりほ先生の「熱いバレンタイン」(原作:ヴィッキー・L・トンプソン)を紹介します。

個人的オススメ度:★★★★★(5.0)

さちみりほ先生は大好きな先生で、こちらのサイトでもいくつか作品を紹介しています(こちらをご参照ください)。
そろそろバレンタインだなとこの作品を思い出しました。

このお話に記念日としてのバレンタインは全く関係ないのですが、大好きな作品なので取り上げさせてください。

あらすじはこちらです。↓

クリスタが幼なじみのジャックから受けた秘密の相談、それは――「実は僕は小説を書いているんだ」おだやかな彼にそんな意外な一面があったなんて! しかも、それは夢と憧れがつまった甘々のロマンス小説で、男性だということを隠して書いているらしい。しかし、取材で顔を出さなくてはいけなくなったため、クリスタは彼に替え玉を頼まれてしまう。初めてのニューヨークでテレビ出演! しかも、超リッチな高級ホテルにふたりきりで泊まることになって…!?

さちみ先生は絵が繊細で内面描写や魅せ方が本当に上手いですよね。

頼りないけれど優しいヒーローってお話の中でなかなか動かなくて物足りなく感じてしまう危険性もあると思います。
でもこのお話のヒーローはとても魅力的ですね。
ヒーロー視点のお話ですが、とても自然に違和感なく読めますしね。

ヒロインは病弱の父と学生の弟たちを支えながら頼りないヒーローも心配して気にかけているしっかり者で頑張り屋さん。
芯の通った娘、という感じで凸凹コンビでとてもお似合いなんですよね。

お話自体も悪人らしい悪人も出てこなくて、読んでいて嫌な気持ちにならないのも好きなポイントですね。
ライバルであるヒロイン上司がヒロインの手柄を横取りするようなセコイ男ですが、ヒロインの女っぷりを上げるエピソードに繋がるのでむしろいいスパイスになっています。

途中でヒーローが妙に男らしくなったりしないところも個人的には好きですね。
キャラクターにもお話にも説得力が増しますし。

すごく疲れたときのごほうびスイーツみたいに甘く癒してくれる素敵なお話です。
まさに作中でヒーローが書いている小説みたいに子ども達が寝たあとにしみじみ読んでます。

評価は5.0。
込み入った設定もなくふわふわの砂糖菓子みたいなお話なので、ちょっと心が疲れちゃったなというときにぜひぜひオススメします☆

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