今回は高井みお先生の「王妃への招待状」(原作:ジェニー・アダムズ)を紹介します。
個人的オススメ度:★★★★☆(4.0)
タイトルからもわかりますが、いわゆるロイヤルロマンスのお話です。
シンデレラストーリーはハーレの鉄板モノですね。
あらすじはこちらです。↓
幼い頃に両親を悲惨な事故で亡くし、冷酷な伯父夫婦の家で使用人同然の生活を送っていたメル。家出を決意し空港に向かうため、夜明け前に手配していた車へ乗り込むとそのまま眠りに落ちてしまった。その後目を覚ました彼女は、目の前の光景に困惑する。ここはどこ? 飛行機に乗った覚えはないのに…あの運転手、まさか、誘拐!? さらに聞こえてきた声に、メルは驚愕した。「プリンス・リカルド」信じられないわ、あのタクシー運転手が、プリンスですって…!?
不遇な環境から逃げ出そうとしただけなのに束の間のプリンセスになるはめになったヒロイン。
ネタバレですが、期間限定のプリンセスなのに彼の国の言葉を覚えようとしたり、名産のトリュフの料理を考えたり。
そりゃヒーローの心も鷲掴みにされちゃいますよね。
ヒーローも猫かぶりの内情は口が悪いというギャップがありますが、二人の兄王子とともに時には私財を投じて国のために奔走しています。
魅力的なヒロインとヒーローに加え、契約結婚からの真実への恋愛へという王道の展開。
絵もすっきりとして見やすいですし、読んでいて安心感のあるお話でした。
もう王道ドストレートのシンデレラストーリーと言っていいのではないでしょうか。
★4.0にしているのは好みの問題で、もうちょっと華やかな絵柄が好きだったり、もうちょっと恋敵が出てきたりと盛り上がってほしいかなというところで。
まっすぐな純愛が好きな方には安心してオススメできるお話です。
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