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「秘書の失恋日記」佐柄きょうこ先生感想。

ピュアロマンス

今日は佐柄きょうこ先生の「秘書の失恋日記」(原作:ジェシカ・ハート)を紹介します。

個人的オススメ度:★★★★☆(3.5)

佐柄先生の作品は前に「シンデレラの賭」
紹介しましたが、今回の作品の方が佐柄先生らしいお話かなという印象があります。

あらすじはこちらです。↓

今日は新しい上司フィン・ギブソンに初めて会う日。生真面目なサマーは緊張して早朝からオフィスに来ていたが、フィンは遅刻してきたうえに重役とは思えない寝起きのような姿で現れた! 実は、このイギリスで彼を知らない者はいない。大手デパート経営者の弟でありながら会社に興味を示さず、TVの冒険番組で砂漠やジャングルへ出かけていく人気タレントなのだ。いくらハンサムだからって軽薄すぎるわ。私の理想とは正反対ね。最初、サマーはそう思っていたのだが?

前にも書いたのですが、佐柄先生の絵はかなり特徴がありますね。
背景など人物以外のところは気にならないのに、人物、それがヒロインの顔(もっと言うと口)がイマイチなんですよね…。

それなのになぜか立ち読みや購入してしまうのは、ある意味絵柄に現実感がなく世界観にすっと入れるからなのかもしれません。

お話は堅物秘書ヒロインが軽い人気者ヒーローの個人秘書となるところから始まります。
奔放なヒーローに振り回される系のお話かと思っていたのですが、ヒロインの元彼が登場し、意外な方向にお話が展開していきます…。

ネタバレになりますが、このヒロイン、ヒーローの秘書に抜擢されて仕事ぶりを評価してもらう! とか言ってる割に、仕事に対して中途半端だな、という印象です。
異動当日にボスの会議中にドーナツ食べるってありえないんですけど…。

また、振られた元彼を引きずっているのはよくある話なのでいいのですが、元彼が魅力なさすぎなんですよね。
見た目も冴えないし感じ悪いし、どこを好きになったのかと言いたい。

そんなわけでヒロインには魅力を感じませんが、ヒーローは魅力的だと思います。
両親が望む道とは違う道を歩んでいたけれど、父の病気をきっかけに両親の愛情に気づいて、望みを叶えるべく兄の仕事を手伝おうとしていて。

そもそもタレントとして有名になるだけの能力があるというのも大きいです。
笑顔を呼び寄せる、というのはものすごい魅力だと思います。

ヒロインの隠れた魅力にもいち早く気づいたのはまあ好みのビジュアルだったのかもですが、観察力があるということかなと。
周囲にさりげなく気を配れるタイプなのではと勝手に想像してしまいます。

このヒロインにはこのヒーローもったいない、という感想が個人的にはあります。
ヒーローもヒロインも両親の期待通りではなかったという傷があり通じ合ったのかなと思わないでもないですが。

そんなわけで、ヒーローは好きなタイプですが、ヒロインがイマイチだったので評価は3.5です。
立ち読みしていただいてヒロインの性格が気にならない方にとっては、もうちょっと評価高めになるかもですね。

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