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「ウエディング・ナイト」たまいまきこ先生感想。

パッションロマンス

今回はたまいまきこ先生の「ウエディング・ナイト」(原作:ミランダ・リー)を紹介します。

個人的オススメ度:★★★★☆(3.5)

あらすじはこちらです。↓

フィオーナはシドニーの人気ウエディングコーディネーター。ある日、大富豪のキャスリンから息子の結婚式を演出してほしいと頼まれた。が、息子フィリップとは10年前に結婚していたフィオーナの元夫。なのにキャスリンは目の前のフィオーナが元嫁だと気づきもしないのだ。複雑な思いを抱えながらも仕事をひき受けたフィオーナだが、打ち合わせに現れたフィリップは彼女にすぐに気づき、冷たく言い放った。「なんのまねだ? そんな芝居はすぐにやめるんだ!」

たまいまさこ先生の作品は前に「魅入られた美女」を紹介していますね。
絵がとても綺麗でその点は今作品もとても安心して読めると思います。

お話は10年の時を超え若かりし日に失った恋の相手と再会という、再会ロマンスですね。
忘れられない恋の復活というテーマは嫌いではないです。

ただですね…ネタバレですが、これもホットシーンがちょっと特殊な嗜好が入るんですよね。
お話の流れ的に強引にそういうシーンになるのはわからなくもないんですけど。
個人的な意見ですが性的な快感にカタルシスはあっても癒しは感じないんですよね。

カタルシスが癒しにつながっていくことはあると思うんですけど、
性的な描写が濃密だったり特殊だったりすると一気に冷めてしまうんですよね…。

また、ヒロインは空白の時間に自分を磨き、再会時にはとても洗練された女性になっています。
それに比べてヒーローは魅力的とされつつも、成長があまり見られない感じなのが残念ですね。
ヒロインか一人苦労して努力して成長しているように見え、成長ないヒーローにはもったいない感じがします。

ヒロインは当事者としてそれを気にしていなさそうで、本人が幸せならいいのかもですが読み手として物足りないというか。
二人ともいい具合に成長して…というお話の方が読んでて癒されますよね。

ストーリーの好みとしては3.0ですが、絵の美しさとお話の進め方のスムーズさとで、0.5おまけで星3.5にします。
ただ、ホットシーンが苦手な方は避けたほうがいいかもです。

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