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「身代わりの花嫁」花津美子先生感想。

ロマンス

今回は花津美子先生の「身代わりの花嫁」(原作:キム・ローレンス)を紹介します。

個人的オススメ度:★★★★☆(3.5)

花津先生は前に「涙の誕生日」でも紹介しましたが、安心して読める漫画家さんですね。
今回は双子の入れ替わり、契約結婚などなど、漫画的、ハーレ的要素満載のお話です。

あらすじはこちらです。↓

「身代わりになって!」ロージーは双子の妹に懇願され、妹の恋人に嫉妬させるために、他の男との婚約を演じるはめになった。偽りの婚約相手は、モーガン・アーカート。息がとまるほどのハンサムな男性だ。実は彼も会社の経営権のため、半年以内に結婚する必要があるという。互いに納得の上の契約結婚とわかり、安心する一方、甘く切ない思いが胸に迫る…。ロージーは動揺する心を抑えながら、奔放な妹を必死に演じるが、モーガンに身代わりだと見抜かれてしまい!?

双子モノもよくある話ですよね。
大体ヒロインが内気で純粋、双子の姉(or妹)の尻拭いに奔走するパターン。
類型的と思いながらもつい読んじゃうんですよね。

ヒロインは画家として成功した母に似た奔放な妹に劣等感を持っていますが、>身代わりの婚約者として会ったヒーローに惹かれ結婚することになります。
ヒーローはヒーローで過去の結婚で亡くした妻に特別な思いを持っています。

そんな二人がどのように結ばれていくのか、先が気になってぐいぐい読んでしまいました。

前半立ち読み部分ではテンポよく進みますが、話が進むにつれて前の妻にそっくりの従妹というライバルが登場。
と言いつつも、あまりシリアスにならず、全体的に軽やかに話が進むので読みやすいです。

ヒロイン、ヒーローの恋愛的要素に加え、ヒロインのコンプレックスやヒーローの元妻に対する心の傷などもありつつの話の展開はスムーズ。
ただ、個人的にはヒロインのコンプレックスについては、ヒーローだけでなくヒロイン母からも何らかのアプローチがあればもっとよかったかなと思います。

残念だったのは、たくさん要素がありすぎたのか、ラストが駆け足になってしまったこと。
あと2、3ページあればもう少しおさまりのいいラストになったのではと思います。

残念なところがあったので星は3.5で。
それでも、欠点を差し引いても絵は綺麗だしストーリー展開もテンポよく読みやすかったので、安心して読めるお話だと思います。

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