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「三万ドルの恋人」宮花みん先生感想。

パッションロマンス

今日紹介したいのは宮花みん先生の「三万ドルの恋人」(原作:リアンドラ・ローガン)です。
これも立ち読みして即買いだった記憶があります。

個人的オススメ度:★★★★★(4.5)

ハーレは130ページくらいのお話が多い気がします(ヒストリカルは160ページくらいかな?)。
30ページ(サイトによっては50ページ)くらい立ち読みできるので、合わなさそうなのは買わない選択ができるのもうれしいところですよね。

ここであらすじです。↓

シャーリーの片思いの相手は兄の友人ギャレット。ハイスクールの頃から恋しているが、彼は上流階級の貴公子。同じニューヨークに住んでいてもコーヒーショップ店員の彼女とは住む世界が違う。あきらめきれずにいたある日、彼が慈善パーティーで競りにかけられると知り、彼女は一世一代の賭けに出た。いつもの自分とは違う魅惑的な赤いドレスの女になりすまし、全財産はたいて彼を競り落とし誘惑するのだ! そうして思惑どおり彼女は別人として彼と一夜を過ごすが?

という、漫画ならではのお話。
こういう慈善パーティーとか仮装パーティーとか、非日常感があっていいですねえ。

仮装して別人に…なんて民族的に黒髪黒目の日本人では無理があるけど、多民族国家で多様な風貌の方が集まるアメリカでは髪と目の色が違うとだいぶ印象変わりますよね。
マンハッタンが舞台のお話だし、ハーレならアリかなと思っちゃう。
いくつになっても人って変身願望があるものですしね(わたしだけ?)。

ヒロインは普段は兄とお店を切り盛りする地味な女の子。
ですが、ヒーローに対する思いをずっと心に抱き、叔母の遺産の3万ドルを使ってヒーローを競り落とし、一晩だけの思い出を作るという大胆さも持ち合わせています。
3万ドルって1ドル120.15円(2015年12月25日現在)としても3,604,500円ですよ!
たった一晩で…いやホントありえないです。

このお話でいいなと思うのは、変身したヒロインだけでなく普段のヒロインにヒーローが惹かれ、二人(実際は同一人物だけど)の間で心が揺れているところ。
ちゃんとヒロインのどちらの部分にも惹かれていて、その上で違う人物に惹かれていることに葛藤を感じている。

ハーレはろくでなしヒーローもけっこう出てきて、ハッピーエンドでも「え、この人でホントにいいの?」みたいなお話もあるのですが、このヒーローは誠実ですよね。
素のヒロインを軽く見る自分の母親をたしなめたり。

ストーリーとしてもどこで正体バレるのかなーとかドキドキしておもしろかったです。
前の記事の「個人秘書の告白」といい、個人的にちょっと謎めいた要素があるお話が好きみたいです。

評価は4.5。
現実離れしている設定が日常を忘れさせてくれるというところで加点しています。
ハーレに癒しを求めているのでちょっと点数甘めかもです。
ちょっと日常にお疲れの方にオススメします。

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