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「放蕩者とひと雫の恋」村田順子先生感想。

ヒストリカル

今回は村田順子先生の「放蕩者とひと雫の恋」(原作:デボラ・シモンズ)を紹介します。

個人的オススメ度:★★★★☆(4.0)

今回のお話は久しぶりにヒストリカルです。
ヒストリカルは過去を舞台としたお話で、また独特の魅力がありますね。

あらすじはこちらです。↓

サットン家の令嬢グロリーは、一族の遺産であるスパの再興を決意した。はたちにもなって未婚であることをおば様はとやかく言うけど、恋愛より夢中になれるものがあるほうが大切よ。ところが、村にたまたま滞在していた公爵のオベロンがグロリーの計画をままごと扱いし、行く先々に現れて口出ししてくる。なんて傲慢なの! 公爵様だろうと私の邪魔はさせないわ。そのときふたりは知らなかった。クイーンズ・ウェルの温泉水に宿る、ロマンティックな魔法を…。

村田先生の絵柄はヒストリカルと合っていて、すんなり別世界に入れるのが魅力です。
絵は綺麗なのにすっきりしていて、どこか想像力が入り込む余白があるというか。

一族の遺産であるスパの再興のため奔走するヒロインと彼女と引き合わせようとしている母親に呼び寄せられたヒーローのお話。
最悪な初対面から徐々に心の距離を近づけながらスパの再興を目指すというものです。

ヒロインは両親の死後、弟の面倒を見てきて適齢期を過ぎてしまい人生を賭けられるものがほしいとスパの再興に燃えています。
何者かの妨害に遭いながらもスパの再興に邁進する行動力がすごいですね。

対するヒーローは冷静沈着なハンサム
恋人には困っていなかったけれど、スパの妨害者だと誤解したヒロインからむき出しの敵意を向けられながらも、次第に彼女に惹かれていきます。

また、このお話はヒロインたちの恋愛だけでなくミステリー要素もありますね。
スパの再興を妨害するのが誰なのか、エリザベス1世がサットン家に遺した贈り物が何なのか。

評価は4.0。
ちょっと詰め込み過ぎで駆け足だった印象はありますが、とても面白かったです。
ヒーロー母がキュートで好きだったので、おまけのページまで楽しめました。

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