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「バレンタイン・プレイス十四番地」橋本多佳子先生感想。

シーズナルロマンス

今回は橋本多佳子先生の「バレンタイン・プレイス十四番地」(原作:パメラ・バウアー)を紹介します。

個人的オススメ度:★★★★☆(4.0)

ハーレってクリスマスのお話は多いですが、バレンタインのお話はそうでもない気がします。

あらすじはこちらです。↓

ディランがセントポールに帰ってくる! 彼の実家に下宿しているマディは落ち着かない気分だった。 マディにとってディランは憧れの的で、片想いで終わった初恋の人。でも今は14年前とは違い、ボーイフレンドだっているんだから、彼とひとつ屋根の下で暮らしたって何も心配ないはず。 ところが、帰郷したディランは以前よりもさらに魅力的で・・・!?

橋本多佳子先生も過去に何作か紹介していますね(こちらをご参照ください)。
絵が綺麗な先生のお話は安心して読めますね。

お話としては初恋の相手とのラブロマンスですね。
当時からたくさんのガールフレンドがいた彼に歯列矯正器具にメガネと冴えなかったヒロインは無関心を装うのが精一杯というくだりが。

個人的にわたしも学生時代歯列矯正していて恥ずかしかったので、なんか地味に共感しちゃいました。

また、ネタバレになりますが、ヒーローが家族から遠ざかった理由が痛々しいですね。
本当はとても優しい男性だということがよくわかるエピソードだと思います。

実は当初、ヒーロー母がロマンス相談家になったエピソードいる? と思っていました。
お話の途中に出てくるエッセンスとしても多すぎる気もして。
でも、お話が進みクライマックスに至る道に必要なエピソードだったんだなと思いました。

本当の愛はタフなもの、というヒーロー母の言葉。
夫婦としてヒーロー父と最期まで添い遂げた分、とても深く重みのある言葉だと思います。

ヒロイン達のロマンスは平凡な気がしますが、ヒーロー母の『本当の愛』の重みがずしっと響き、評価は4.0にしました。
ハッピーエンドの先にあるいろいろと、その先にあるタフな愛を感じられてよかったです。

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